凱風快晴が「赤富士」と呼ばれるのに対して、本作品は「黒富士」と呼ばれています。山腹は暗く、獣の爪のような雷光が表現されているのに対し、山頂は晴れて澄み渡っています。このような山頂付近と下界との違いを描くことでいかに富士が高い山であることを視覚的に訴えてきます。山下白雨と凱風快晴（弊社商品・赤富士）は浮世絵史上ばかりではなく、日本画史上注目すべき存在価値を有する作品と言われています。静的な赤富士とは対照的に描かれた作品です。
大衆文化であり、日本を代表する伝統芸能のひとつである浮世絵。日本だけでなく海外でも愛され19世紀後半の美術界に多大な影響を与えました。そんな浮世絵の世界を50cm四方にとじこめたシリーズが隅田川です。ブックカバーや小さいサイズのびん、ギフトラッピングにもご利用いただけます。立体を包んで表れる浮世絵の新たな表情が楽しいふろしきです。今回は北斎の黒富士が登場。日本の情景やその粋な世界観をお楽しみください。
※お手持ちのタペストリー棒と合せれば、タペストリーとしてインテリアにもお使い頂けます。
・サイズ：約48cm
・素材：綿100％
・生産国：日本（京都）

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「むす美」は、京都の風呂敷製造卸売業・山田繊維株式会社が手掛ける風呂敷専門ブランドです。
包み布の生活文化圏は世界にも多くありますが、日本の風呂敷ほど実用性、デザイン性に富み、加えて作法まで備えたものは他に例を見ません。1300年の長きにわたり使い続けてきたこの方形の布には、日本人独特の「心の文化」や「知恵の文化」「美意識」が詰まっています。
「むす美」はふろしきを通して、日本人が大切にしている「心」を次の世代へと結んでいきます。伝統的な商品は勿論、現代のライフスタイルに適した、新しい素材・染色・グラフィックなどを用いた風呂敷の開発にもチャレンジしています。